狭山茶と川越いもの江戸屋弘東園

懐かしの、幻の、おいらん・太白。

【おいらん】
身が白く、皮ぎしが紫色。中心もほのかに紫色です。掘りたてはホクホクしていますが、日を置くと糖化してきてしっとりに。 ふんわりとした優しい甘みがあり、冷めてもおいしい。むしろ、冷めてからの方がおいしいという、不思議なおいもです。
おいらんのもつ、おいらんでしか味わえない甘みと風味をぜひ味わっていただきたいです。
意外にも・・・おいらんは細い方が色もきれいで美味しかったりします!

[食べ方のポイント]
蒸し器で蒸かしましょう。
そして、蒸しあがったら、一晩おきましょう。
ピーラーで薄く皮をむきましょう。
一晩おいてからの方が、皮ぎしの紫色が白い身に移って、鮮やかキレイです!
皮をむいたのち、丸ごとでも、スライスしてでも、干し芋にするとまたおいしい!

左:蒸してすぐ皮をむいたもの。
右:一晩おいてから皮をむいたもの。
【太白-たいはく】
その特徴は何といっても真っ白な身!雪のような白さです。 甘みは、なんだか懐かしくなるような、味わい深い甘さ。 昔よく食べたものだ、と、おじいちゃん・おばあちゃん世代の方々がおっしゃるように、 大正期~昭和30年代にかけての埼玉の代表的な品種でした。
いまでは作る農家も少ないようで、遠方から太白を求めていらっしゃる方も多いです。 「太白」という名前の通り、白くて太い!そして皮はピンクでかわいらしいです。 自由気ままにグネグネと曲がって育ってしまうのも太白の特徴です。

[食べ方のポイント]
太白も、不思議なことに冷めてからの方が美味しいおいも。 蒸し器で蒸して、冷めてからお召し上がりいただくのが、オススメです。 こちらも、スライスして干し芋にしてもおいしいですよ。

雪のように白くて、優しい甘みに癒されます。